車の屋根の塗装の劣化が激しいので自分で塗装してみた。

お気に入り

車の塗装で一番ダメージを受けやすい屋根。

私の車も冒頭の写真のように見事に劣化して剥げてしまっています。

車の塗装は何層かに分かれていて一番上にクリア層というものがあり、艶を出したり、塗装を保護しています。

このクリア層が剥がれてしまうとどんどん劣化が進み、艶がなくなり、写真のようにガサガサの悲しい状態になってしまいます。

なんとかしたいな〜と思いつつ、古い車なのでお金を掛けるのももったいない。

業者に頼めば、5万以上は掛かりそうです。

そこで、自分で塗装することにしました!

なんでもチャレンジです。

用意するもの

  • ペンキ(マットブラックにしました)
  • ハケ
  • ヤスリ

この3点のみ!!

シンプルでしょ!

スプレー缶で塗装するという手もあるんですが、屋根のようなフラットな部分はスプレー缶に向かないようです。

ハケで塗るとスジが残りそうですがやってみましょう。

まずはヤスリがけ

荒目のやすりで全体を磨いていきます。

剥がれそうな塗装を除去するのと、こうして傷を付けることでペンキの乗りがよくなります。

やり始めるには少し勇気が入りますね笑

いいのかい?やっちゃうのかい?と自分に問いながら恐る恐る始めました。

ここまでやっちゃうともう後には引けません。やるのみです。

こんな感じに全体をヤスリがけしたらオッケーです。

なかなか疲れます。腕がだるくなりました。

しっかりと汚れを落とす

ヤスリがけして出た粉を流します。

ちなみに、耐水の紙ヤスリを使って水を流しながらヤスリがけをするという手もあります。

今回は家に余っていた普通の紙ヤスリを使ったので後で洗い流す形です。

中性洗剤でしっかり洗い、油汚れがないようにします。

油汚れが残っているとペンキが弾いてしまいますからね。

よく乾かします。

6月の暑い日だったので30分くらいで乾いてくれました。

チャレンジするなら天気のいい日に作業するのをおすすめします。

冬とかは乾くのを待つ時間とか長くなるので効率悪いですね。

ここでシリコンオフという油汚れを除去するスプレーをするとなおいいのですが、中性洗剤でしっかり洗ったので無しでいきたいと思います。やった方が安心ではあると思います。

準備オーケー、塗装開始!!

使う塗料は↑こちら。

アサヒペンの水性タイプ、ツヤ消しのジェットブラックという色にしました。

ツヤありにするとムラが目立ちやすいので塗装の腕が試されます。

もちろんそんな腕はないのである程度ごまかしの効くツヤ消しにしました。

容量は0.5L。

この容量で、3㎡〜4㎡(タタミ1.6〜2.3枚分相当)塗れるそうです。

というわけで、1缶だけ購入しました。

ハケは↑こちらの3本セットにしました。

では、塗っていきましょう!

あっ、その前に、養生を忘れずに

これはもう全体を塗っちゃった後の写真なんですが、塗る前にガラス部分を新聞などでしっかり養生します。

ペンキが付いちゃったらカッコ悪いですからね。

めんどくさいけど、後で後悔しないためにもしっかりやっておきます。

それにしても、結構ムラがありますね…..。

この段階で結構やったことを後悔しています。

こんなムラになるんだ〜、カッコ悪いな、ってね。

まだあきらめるには早いです。

ペンキが半分以上余っているんです。

重ね塗りしてみます。

こんな感じに塗る方向は揃えて、繋ぎ目がムラになりやすいのでなるべく1ストロークを長くした方がよいことに後で気づきました。

丁寧に2度塗りしたら、ペンキがまだ余っていたので、3度塗りもしてやりました。

で、完成した写真がこれです。

これが、DIYの仕上がり

まあ、いいんじゃないですか!?

ハケの筋は目の細かいヤスリで撫でてあげれば取れるんじゃないかと思います。

後でやろうと思ったけど、めんどくさくて結局そのままです笑

比べてみると、やった甲斐がありますね。

なんとか満足の仕上がりになりました!!

掛かった費用は2,400円くらいでした!!

3度塗りまでしたので丸1日掛かりました。

おまけの塗装

ワイパーも錆びていたので、空いた時間にヤスリで錆を落として、塗ってみました。

こんな仕上がりです。

まとめ

塗装が劣化してカッコ悪い、なんとかしたい、でもあんまりお金掛けたくないというみなさん。

ぜひ、DIY塗装にチャレンジしてみてください。

かなり費用を抑えられて、車の愛着も強まります。

まあ、でも、ほんと古くてあとは乗り潰すだけ、という車でやってみるのがいいと思います。

まだまだ乗れそうな車は業者にきれいに仕上げてもらった方が満足度は高いと思います笑

では、ここまでご覧いただきありがとうございました。

よかったら、勇気を出して、チャレンジしてみてください。