登山を始めるとき、登山靴、ザック、レインコートなどまずそろえるべきものがありますが、やっぱりガスストーブ(ガスバーナー)が欲しくなりませんか?
頂上でお湯を沸かしてカップラーメンが食べたい!そんな憧れを抱いていたのを思い出します。
とはいっても、いざ買おうと思うと、悩みますね。わたしもめちゃくちゃ悩みました。
・PRIMUSの153ウルトラバーナー
・snow peakのギガパワーストーブ地
・SOTOのマイクロレギュレーターストーブ
・EPIのREVO-3700
以上の4つで悩んで、EPIのREVO-3700にしました。
では、なぜEPIにしたのか?使ってみてどうか?紹介したいと思います。
なぜEPIにしたのか
まず、自分がガスストーブに求める条件がEPIのREVO-3700に当てはまったからです。
その条件は、
- 軽い、コンパクト
- 高カロリー(火力)
- 五徳の安定性
- 信頼性
では、それぞれご紹介しましょう。
軽い、コンパクト
こんな感じに折りたためて、袋に入れられます。そして、なんとかクッカーに収まります。クッカーは、EPIのチタンクッカー TYPE-3です。このクッカーなら、ガス缶と一緒にギリギリ入ります。こうやって収納したかったのでレビューとかブログを検索しまくったのを覚えています。クッカーは今度、紹介します。
重量は、111gです。プリムスのウルトラバーナー(116g)より少し軽いですね。でも、軽さでいえば、スノーピークのギガパワーストーブ地(75g)と、SOTOのマイクロレギュレーターストーブ(73g)の方が優れています。軽さを重視したい方はこちらがいいかもしれませんね。
上記の二つ、デザインもいいし、軽いのは魅力的なので悩みましたが、他の求める条件が合わなかったので断念しました。火力が少し弱いのと、五徳が小さいので料理しにくいかな?と思いました。
高カロリー(火力)
お湯を沸かすだけでなく、いろいろ料理もしたかったので火力は強い方がいいなと思い、この条件が加わりました。検討した4つの中ではEPI REVO-3700が3,700kcalで、最高の火力となります。
スノーピークのギガパワーストーブ地(2,500kcal)、SOTOのマイクロレギュレーターストーブ(2,800kcal)と少々火力は弱めになっています。
プリムスのウルトラバーナーは(3,600kcal)とほぼ同じくらいですね。
でも、REVO-3700はガス缶をパワープラスカートリッジにすると最大出力が4,200kcalになります。
↓これです。
これは、ガソリンストーブに引けを取らない火力です。これを可能にしているのは、バーナーヘッドに採用されている「S.F.P.M.(Sintered Fiber Porous Metal)-シンタードファイバーポーラスメタル-」という新素材です。
メッシュのようになっている金属のことです。燃焼時は写真のような感じになります。
このメッシュのおかげで、微小な炎口を多数得て、高火力、そして防風性を実現しているようです。しかも、ただ高火力というだけでなく、マイクロアジャスト機構により極小のトロ火も可能です。どういう機構かわかりませんが、とりあえず、料理するにはぴったりですね。
五徳の安定性
いろいろなガスストーブのレビューなどを見ていると、五徳が小さくて鍋をひっくり返したとか書かれているものがありました。
ということで、五徳が大きくて、安定性の高いものにすることにしました。
この点では、REVO-3700が1番広い径となり、152mmです。
スノーピークのギガパワーストーブ地(106mm)、SOTOのマイクロレギュレーターストーブ(96mm)、プリムスのウルトラバーナー(148mm)となっています。
いろいろ置いてみましたが、どれもゴトクがはみ出ています。安心です。
信頼性
EPIgasは、1961年にイギリスで誕生したブランドです。1994年に日本国内で製造されるようになり、高い安全性と機能性を兼ね備えた製品を作り続けておられます。やっぱりMade in Japanは安心です。
この歴史と信頼性のあるところに惚れ込みました。
詳しくは公式サイトをご覧ください。
以上の4つの条件を比較して、EPIのREVO-3700を購入することにしました。
では、実際使ってみてどうだったか書いていきます。
レビュー
使い勝手は抜群でした!
求める条件をクリアしていたので私の求める仕事をしっかり果たしてくれています。
軽くてコンパクトなのでクッカーにスタッキングできるし、火力も強いので煮たり焼いたりの調理で不満はないです。
登山で大活躍してくれました。
って、乱雑な写真ですいません…。
全然映えない写真しかなくてお恥ずかしい。
ばえる写真も撮らないとね笑
でも、デメリットがないわけではないんですよね….。
正直、最初手にして気になったのは、なんとなくしょぼい気がするという点です。
ツマミが視認性をよくするためオレンジにしているようですが、なんかダサい…。
↓ガス缶のオレンジの文字もなんとなくダサい…。
デメリットはそこですかね笑
REVO-3700を買おう!としている人がいたら、決意を揺るがすようなことを言ってすいません。
でも、正直な感想です。
でも、このデメリットに思えるデザインがメリットでもあります。
とても使いやすく、堅牢です。10年使ってますが、全く不都合はないです。
メンテナンスもほとんどしてません。した方がいいんでしょうけどね笑
気になっていたデザインも使っていくうちに馴染んでいき、愛着が湧いてきました。
五徳が火に焼けてダンディな雰囲気になっています。
ガス缶もパワープラスカートリッジにしたらいい感じになりました。
今ではこのデザインがとってもお気に入りです!
最初はイモっぽく感じましたが、違いました。
クラシカルなデザインなんです。
同じような条件を求めている方にはオススメです!
おまけ
水300ccを沸騰させるのにかかる時間を計ってみました。気温は13度、家の裏にて。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。また、次の記事でお会いしましょう!