富山の立山三山を1泊2日で縦走。山小屋泊で立山を堪能その①

アウトドア

わたしの大好きな山、立山。
富山県にある上市町という町では少し見上げると上のような景色が目に飛び込んできます。贅沢な町です。

しかも、夕方の数分だけ夕陽に赤く染まる姿は息を呑む美しさです。
下の写真は、田植え前の水を張った田んぼに立山連峰が映ったところです。
これはきれいだったな〜。

こんな富山県のシンボルの立山。町中から見上げるのも大好きですが、そこに足を踏み入れると大自然に圧倒されます。

北陸富山の人気の観光名所、黒部立山アルペンルートにある室堂から登り始めます。
室堂までは、立山駅からケーブルカーと高原バスを乗り継いで行きます。1時間半くらいで到着です。

ケーブルカー

まず最初の見所はケーブルカーですね。
すごい角度をゆっくり登っていきます。期待感を高めてくれワクワクが止まりません!

このあと立山高原バスに乗り換えて室堂に到着です。バスの写真は撮ってませんでした。普通のバスです。
室堂ターミナルを出るといきなり素晴らしい景色が出迎えてくれます。

室堂ターミナルからの景色

圧巻です。室堂ターミナルは標高2450mで日本最高所の駅です。室堂周辺だけでも見所満載!

【室堂】基本情報はこちら


タイミングが良ければ雷鳥に出会えます。わたしはまだ見たことないんです…。ゴールデンウィークあたりの雪の大谷があるくらいはよく見れるみたいですよ。
雪の大谷も見たことないのでいつか見に行きたい!

みくりが池 ここ目当ての人も多いはず。

みくりが池です。最高のタイミングで見ることができました。水面にきれいに立山が映っていますね。
この景色には心を奪われました。ずっと眺めていたい。そんな景色です。
標高2,405mに位置する火山湖。こんな高所にこんな池があるというのも室堂の雄大さを物語っていますね。

ちなみに、室堂周辺は道が整備されていて歩きやすくなっています。

こんな感じの石畳の道や階段になっています。気軽に散策できていいですね。
今は火山活動の活発化のために立ち入り禁止になっている地獄谷などもあります。遠くから眺めるだけですが、その噴気から大地の鼓動を感じます。

他にもみくりが池温泉など、見所満載!!
ということで、室堂周辺の紹介はこれくらいにして1泊2日の立山三山縦走の旅に出掛けたいと思います。
登山届けは室堂ターミナルで出すことができます。お忘れなく。

雷鳥沢キャンプ場

ここから登山が始まります。テント場を見ると無性にうらやましくなります。あ〜、自分もテント泊したいな〜、っと思いながらキャンプ場を抜けていきます。初日はこの上にある剱御前小屋を目指します。

ルートは赤い点線のところになると思います。たぶん。
雷鳥沢キャンプ場から2時間ちょっとの行程です。
ちなみにこの日は11時過ぎに室堂ターミナルを出て、軽く散策して12時過ぎにここを登り始めました。

登山道はこんな感じ。とても登りやすいです。紅葉が始まっていてとてもきれいでした。

天候にも恵まれた山行になりました。それにしても、ず〜っと、きれいな景色に度肝を抜かれまくってます。
そうこうしているとあっという間に剱御前小屋に到着です。14時頃です。

剱御前小屋

小屋の正面
本日のお部屋
食堂

味のある山小屋でした。稜線上にあるため便利な設備などはありませんが、いい雰囲気で落ち着きます。

部屋は相部屋で、60代のご夫婦と一緒でした。夜には今までに登った山の話で盛り上がりました。
相部屋はちょっと…、と思われる方もおられるかもしれませんが、登山という最強の共通の話題があるのですぐに仲良くなれると思います。

さて受付を終えて、荷物を置いたら剱御前山を目指したいと思います。

剱御前山

小屋の正面を登っていくと…
到着。あっという間です。

剱御前山はその名の通り、剱岳の真ん前の山です。というわけで、剱岳を堪能できます。

写真ではちょっと見にくいですが、奥の山が剱岳です。
ピントが手前の山になっちゃってますね。
わかりにくいですが、剱岳が大迫力です。

雲海が広がっていました。
どこを見ても絶景

雄大な景色に囲まれながらゆっくり時間を過ごして夕日を待ちました。
それにしてもどこを見ても絶景で、ため息が止まりません。ハア〜。
待ちに待った夕日タイム。

いや〜、もうね、言葉が出てきません。
感動を噛み締めて小屋に戻り、食堂で自炊して眠りにつきました。夜中に起きて見た星空も素晴らしかった。
大満足の、というか圧倒されまくりの一日が終わりました。

翌日から立山三山縦走が本格的に始まりますが、今回はこの辺で終わりにしたいと思います。
ここまでお付き合いいただきありがとうございます。続きでお会いしましょう。その②に続く。

富山の立山三山を1泊2日で縦走。山小屋泊で立山を堪能 その②