最近は釣りブームでライトショアジギングを始めた!という方も多いのではないでしょうか?
わたしもその一人です。でも、始めたものの最初は全然釣りにならなくて苦労しました。
ライントラブルと根掛かりの嵐で、釣りしてる時間よりこんがらがった糸をほどいたり、リーダーを結束し直している時間の方が多かった…。ルアーを全部ロストして帰る…。なんてこともよくありました。
釣りっておもしろくない、やめようかなと何度も思いました笑
同じような問題で困っているみなさん!
安心してください。大丈夫です!
わたしは、今ではライントラブルはほとんど起きません。ルアーのロストも激減しました。
そして、1年掛かりましたが青物を釣り上げることができました!
30センチちょっとのソウダガツオです。
サイズは小さいけど、一応青物を釣ったということにしています笑
サイズアップを狙っていきます!
では、どんな対策ができるかご紹介します。
PEラインに起こりやすいトラブル ゴップ
ルアーをキャストしようとするとPEラインの塊がドバッと出て絡まってしまう現象をゴップといいます。
チマチマほどくのに時間がかかったり、あきらめてバサっと切ってしまいライン量が減っちゃうことありませんか?
わたしはゴップにたくさん泣かされました。
どんな対策ができるでしょうか?
リールの糸巻き量の調整
スプールのエッジを盛り越すほど巻いていないでしょうか?
リールを見ると糸巻き量が記載されていますが、慣れないうちは、少〜し少なめがいいかも。
エッジより1,2ミリくらい少なめにしてみましょう。
でも、少なくし過ぎると糸が足りなくなることもあるので気をつけてください。
わたしはキャストしたら糸が全部出ちゃうくらい少なくし過ぎて、新品のPEを無駄にしたことも…。
ラインのチェックをこまめにする。まじでこれに尽きる!!
ルアーをシャクって巻いていくと糸ふけが出やすくなります。
糸ふけのある状態で巻いてしまうとスプールの糸がゆるくなっていき、ダバダバの状態になっていきます。
すると、ゴップが発生しやすい状態になっていきます。
上の写真のラインは、危険な状態ですね。ゴップ発生の危険信号です。
この状態になったら一旦投げて、指でテンションを掛けながら巻き、ラインの状態を整えてあげましょう。
ラインの危険信号に気付かずにシャクリ続けると間違いなくゴップが発生します。
なので、こまめにラインの状態をチェックして、緩くなってきたかな〜と思ったらテンションを掛けて巻く、ということを繰り返していくことでゴップを予防できます。
とは言うものの、どうしても釣ることに集中してしまうとこの辺のチェックが甘くなってしまうものです。
最初の頃は、分かっていてもチェックを怠りゴップが発生…、なんてことが多々ありました。
そこで目標を釣ることではなく、ライントラブルを起こさないことにして釣行に出掛けていました。
「今日は練習。絶対にラインチェックを怠らない!」と自分に言い聞かせていました。
そのうち無意識にチェックするようになりました。
シャクルときテンションを掛けながら巻く
ラインチェックはとても大事ですが、そもそも糸ふけのある状態で巻かなければスプールの糸も緩くなりにくいです。
そこで、体が覚えるまで難しいかもしれませんが、シャクってロッドが上に上がるまでにリールを巻きます。
シャクっている最中はラインのテンションが掛かっている状態で巻くことができます。
逆にシャクリ終わってから巻くと糸ふけのある状態で巻くことになるので、スプールの糸はどんどん緩くなっていくということです。
これも意識して繰り返すことで体が覚えてくれるので大丈夫です!
YouTubeなどでシャクっている動画をよ〜く見てイメトレするのも効果的です。
ライントラブル対策 まとめ
こまめにラインチェックして、テンションを掛けながら巻くようにする、この2点を徹底するとゴップはほぼほぼ発生しなくなります。
わたしはこれで快適に釣りを楽しめるようになりました!
それでもゴップが起こってしまうときはラインの寿命か、ドラグかワッシャーの調整とかあるみたいですが、わたしはまだそこまでは把握しておりません。すいません。
では、次は根掛かり問題ですね。
根掛かりを減らすには
根掛かりするとルアーを失い、リーダーを結び直さないといけないし、海にゴミを残してしまったという後ろめたい気持ちも…。金銭面、時間、メンタル面でいいことなしですね。
一回の釣行で5,6個は失くしてゲームオーバーしていたわたしですが、今ではだいぶん減りました。
では、どんな対策ができるでしょうか?
針なしのジグを投げてみる
特に初めての釣り場でどこに投げると根掛かりやすいか全くわからない時は、ジグの針を外して海底の状況を探ってみるのはとても効果的です。
ジグではなく、オモリとかでもいいかもしれませんね。
無駄にアワセない
自分だけかもしれませんが、竿に何かを感じたらすぐにフルフッキングしていました。
釣りたい願望が強過ぎて、なんでもかんでも魚のアタリと思っちゃうんですよね。お恥ずかしい…。
これが根掛かりを致命的な状態にしていました。
岩とかに引っ掛かりそうなとき、一旦力を抜いて、優しく引っ張ってあげるとプリンっと取れることもよくあります。でも、フルフッキングしちゃうと、ガッツリ岩に挟まって取れなくなります。
竿に何かを感じたら、生物的な反応なのか、無機質な根掛かりなのかを判別してアワセる必要があります。
まあ、難しいとこですけどね。
角度を変えて引っ張る
根掛かったときすぐにあきらめずに角度を変えて引っ張ってみましょう。すると取れることも。
ということがよく紹介されていますが、わたしは取れた試しがありません笑
でも、あきらめない気持ちは大事です。
根掛かり対策 まとめ
針なしのジグやオモリを投げて海底状況を探ってから釣りを始めましょう。
アワセるときはあせらない。魚じゃなくただの根掛かりだと致命的な状態になっちゃいます。
総まとめ
以上のことを意識したら、ライントラブルと根掛かりはほぼ起こらなくなりました。
絶対慣れていきますので、今うまく出来ずに困っている方もあきらめずがんばってください!
とは言っても、わたしもまだまだ初心者レベルなのでがんばりまーす。
では、ここまでお付き合いくださりありがとうございました。また別の記事でお会いできれば幸いです。
おまけ
釣れたソウダガツオはタタキにしていただきました。
刻みニンニクとネギをたっぷり掛けました。
いや〜、実にうまい!!
これぞ釣りの醍醐味!!